検索エンジン上位表示の方法「サイト内を検索エンジン向けに最適化する方法」
サイト内を検索エンジン向けに最適化するには
独自ドメインとサーバーについて | 狙い目キーワードの選定 | タイトルにはキーワードを! |
メタタグの設定 | alt属性 | HTML文法チェック |
全てのページにSEOを! | 究極のSEO? |
最適化を行う前に独自ドメインを取得しておけば、下記の問題点を回避できます。
・主要検索エンジンGoogleでは、同一ドメイン内のページを2つまでしか表示しない
これは無料HPスペースで運営している場合に当てはまる問題点です。
具体的にどんなことかと言うと、
プロバイダが提供する無料ホームページスペースのURLは、
「http://www.プロバイダ名.ne.jp/~ユーザー名/」などが当てられますよね。
大手Yahooが運営する無料HPスペース「ジオシティーズ」を例に挙げると、
「www.geocities.co.jp」内のページがGoogleで検索結果として表示される時、
「www.geocities.co.jp」のドメイン内からは2つしか表示されないのです。
Yahooジオシティーズのユーザーページは軽く数万を超えていますが、
その中からたったの2件しか表示されません・・・。
「車 www.geocities.co.jp」で検索すると早いですが、恐らく1〜2件程度しか
ジオシティーズユーザーのページが表示されていないと思います。
他のジオシティーズユーザーのページはどこにいったのでしょう。
答えは簡単ですが深刻です。
検索結果内の「www.geocities.co.jpからの追加検索結果 」をクリックすると、
わんさかジオシティーズユーザーの「車」関連のページが出てきますよね。
こんな状態では自分のサイトを上位どころか、検索結果として表示させることすら困難です。
これはGoogleが、ジオシティーズなどの無料ホームページスペースを
一つの大きなホームページと見ているために起こる現象で、
プロバイダなどの無料スペースで運営していると、この状態になっている可能性が高いです。
この場合検索エンジン最適化どころではありません。
同時に、不安定な無料レンタルサーバーもおススメできません。
クローラー(ロボット)がサイト情報を集めに来た際にサーバーが落ちていると、
ページ内容の取得ができず、
「検索結果に正しく表示されない・ページランクの消失する」などの問題が発生します。
自動挿入される広告タグもマイナス評価です。
このような問題点を回避するためにも、検索エンジン最適化(SEO)を行う前に、
独自ドメインの取得、サイトに合った有料レンタルサーバーを選ぶなど、
基本的な環境を整えておくことが重要です。
独自ドメインはサイト自体のイメージアップもでき、
アドレスも短縮されるので訪問者に覚えてもらい易くなります。
検索エンジン最適化(SEO)以前に根本的なアクセスアップ効果があるんです。
リンク数が増えるとURL変更作業も大変なので、
なるべく早期に独自ドメインに切り替えて運営していきましょう。
詳しくはこちらのページも参考に>有料サーバーと独自ドメインの重要性
格安で高性能なレンタルサーバーを選ぶ場合は>価格帯別レンタルサーバー
早い者勝ちの独自ドメインを格安で取得するなら>おススメ独自ドメイン取得サービス
どんなキーワードであれば自分のサイトが上位に表示されやすくなるのか、
競合するサイトが少ないのか?など、
これからサイト内を最適化する前に上位表示させたい「キーワード」を決めておきましょう。
>キーワードアドバイスツールプラス
このツールは、入力したキーワードのGoogle・Yahooの検索回数と検索結果、
狙い目度(KEI)を一発で表示・比較してくれます。
まずは自分が狙うキーワードの月間検索数や狙い目度(KEI)を調べてみてはいかがでしょうか。
検索回数やKEIが低い場合は、より良いキーワードを探した方が良いかもしれません。
ホームページのタイトルは検索エンジンが最も重要視する項目です。
そのため、タイトルの中には必ず自分が狙ったキーワードを入れるようにしましょう!
さらに、重要なキーワードはタイトルの中でも先頭に持っていきましょう。
例えば「アルバイト」で上位表示させたい場合は、
「アルバイト情報サイト-○○-」などをホームページのタイトルに設定しましょう。
もちろん他サイトからリンクされる時も、キーワードを含むタイトルでリンクして貰いましょうね。
メタタグは、ロボット型検索エンジンのヒット性を向上させるために重要な役割を果たすタグです。
記述する場所は<head>〜</head>の間になります。
その中でもアクセスアップに効果があるものをいくつか紹介したいと思います。
まずは文字コードを指定するタグです↓
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
これが無いとブラウザによっては文字化けを起こしますし、
検索結果も文字化けを起こした状態で表示されてしまう場合があります。
*Shift_JISが設定されていますが、他にも「euc-jp」「utf-8」などがあります。
サイト内のキーワードを記述するメタタグです↓
<meta name="keyword" content="キーワード1,キーワード2">
キーワード1・キーワード2、の部分に、ページ内のキーワードを入れます。
キーワードは「,」でくぎって何個でも入れられますが、
あまり多く入れると逆に検索から除外されてしまうので、最大でも5,6個くらいまでに留めましょう。
サイト内容を紹介するメタタグです↓
<meta name=" description" content="紹介文">
こちらは検索キーワードの対象にはなりませんが、
検索結果が表示された際に、"紹介文"に書かれたテキストが表示されます。
ページ内の情報を簡潔にまとめ、クリックしたくなる紹介文(100文字以内)がベストですね(^^)
Googleでは紹介文が表示されるかどうかは不安定ですが、
Yahooではちゃんと表示してくれますので、必ず設定しておきましょう!
まとめるとHTMLではこんな形になります。
<head>
<META http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<title>○○○○</title>
<meta name="keyword" content="キーワード1,キーワード2">
<meta name=" description" content="紹介文">
</head>
クローラー(ロボット)はホームページのテキストデータのみを収集しているので、
画像内に記述された文章、画像の内容を理解することができません。
SEOを意識した場合、画像を使用しないでWEBページを作成するのが良いのですが、
画像をまったく使わないで作成するというのも難しいですよね。
そのため、画像に「alt属性」を設定し、画像の意味やキーワードを入れ、
ロボットに画像の持つ意味を伝えるようにしてあげましょう。
私のサイトのバナー画像を例に挙げて説明します。
この画像は<IMG src="getbana.gif" width="88" height="31">
というHTMLで表示されています。このままではロボットからもただの画像としか認識されません。
ここにalt属性を入れると・・・
<IMG src="getbana.gif" width="88" height="31"
alt="おこづかい">
この画像はatl属性が指定されているので、
ロボットから見ても「おこづかい」というキーワードを認識してくれます。
alt=""の中には何文字でも入れられますが、たくさんキーワードを入れすぎると逆に検索エンジンから嫌われてしまうので、
画像の持つ意味(ロゴであればページのタイトルなど)を埋め込むと良いと思います。
画像にリンクを設定している場合は、alt属性にリンク先の情報を埋め込んでおきましょう。
よく使う例では、他サイトへのバナーリンクですね。
他サイトへバナーでリンクする場合は、必ず「alt属性」を指定してあげましょうね!
もちろんaltで指定する文字には、相手サイトのタイトルを入れておきましょう。
また、alt属性の効果はそれだけではなく、サーバーやブラウザの不都合で画像が表示されない時に、
画像の代わりにalt属性で指定した文字が表示されますので、
訪問者に対しても親切な設計となります。
ホームページビルダーなどの作成ソフトでホームページを作成している場合は、
特に心配する必要はありませんが、HTMLを手打ちで書き込み構築している場合は、
綴りミス・タグの閉じ忘れがなどがあるかもしれません。
そういったHTMLの文法をチェック、採点し、改善方法まで教えてくれるツールがありますので、
是非活用して下さい。
*文法チェックで100点を出したからと言って上位に表示されるわけではありません。
30点のサイトでも関係無く上位に表示されているので・・。
しかし、文法にエラーが合った場合検索エンジンに正しく検索・表示されない、
ブラウザによってはエラーは多発するなどなど、致命的な問題があるかもしれません。
是非一度はチェックしてみることをオススメします。
知っている方も多いかと思われますが、検索エンジンからの訪問者は、
TOPページなど関係なくサブコンテンツからアクセスしてくる場合がとても多いです。
また、キーワードによっては上位に表示され、
「TOPページよりもサブページの方がアクセスが多くなる」という現象すら起こる場合もあります。
サイト内のどのページからアクセスされても良いように、ナビゲーションの充実を図ることはもちろん、
サブページも上位に表示されるように、SEOを行っておくべきです。
これが一番シンプルで、究極のSEO対策と言えるのではないでしょうか。
サイト内容を充実させればサイトの価値が上がり、
有益な情報があれば自然と他サイトからリンクが集まりますよね。
ページ内容を適切に表したタイトル、期待して訪れた訪問者を裏切らない情報量、
細やかなナビゲーション、alt属性などの心配り、ページの軽量化など、
訪問者の立場になって考えれば本当に基本的なことばかりですが、
結果的にこれが検索エンジン最適化(SEO)に繋がっているんです。
検索エンジンは利用者のために有益な情報を持つサイトを上位に表示しようと努力しているので、
当然と言えば当然ですよね。
サイト充実=他サイトからリンクが集まる+リピーターの獲得=上位表示+アクセスアップ!
この式が当てはまるのは、SEOとサイト内容の充実ができている場合だけです。
情報量が豊富なサイトを作っても、検索エンジンに評価されにくいサイトではダメですし、
SEOばかり気にして内容が薄いサイトでは、一見しただけで訪問者は帰ってしまうでしょう。
SEOとサイトの充実、両方に力を入れて運営していくのがベストです。
他にもSEO対策と呼ばれる手段はありますが、
ここからは、SEO専門サイトや検索エンジン最適化に役立つツールを紹介したいと思います。
検索エンジンの上位表示の基準は頻繁に変わっています。
昨日までの常識が今日では非常識となっていることもありますので、
専門サイトやツールも是非活用してみて下さいね!
>SEO関連リンク・SEOツール