冷蔵庫を数秒開けるだけで中の温度が上昇してしまいますので、
もとの温度に下げるために冷気を放出し無駄な電力を消費してしまいます。

何度も開け閉めを繰り返していると、それだけ無駄な電力を消費することになりますので、
開け閉めは素早く、回数も少なく…などの点に気をつけましょう。
これだけでも年間に換算するとかなりの節約になるものです＾＾

冷蔵庫を開けながら今日の献立を決めたり、食品を探してみたり…などは厳禁なので、
整理整頓はもちろん、
冷蔵庫の中に今何が入っているかをメモにし、冷蔵庫のドアに貼り付けておくのもお勧めです。

冷凍庫の開け閉めは中の食品などの劣化速度を早めるのでなお更気をつけましょう！

冷蔵庫の開け閉めが多い・少ないで月間約300円、年間3600円の節約になります。

冷蔵庫の中に食品などをたくさん詰め込んでいる冷気の循環が悪くなってしまう他、
どこになにが入っているかが解らなくなり、探している間にどんどん冷気が外に逃げ、
余計な電気代を消費する原因となります。

冷蔵庫の中、どこに何が入っているかすぐに解るように整理しておきたいものです。

100円ショップなどで売っている「省エネカーテン」を冷蔵庫の横幅に合わせて切り、
中身を出し入れしやすいように縦にも切り込みをいれ、「のれん」のようにして設置します。

これにより冷蔵庫の開閉により冷気が外に出てしまうことを防ぐことができ、
電気代を大きく節約することになります＾＾
たった100円で年間通してずっと節約ができますので、是非実行してみて下さい。

冷蔵庫の周りに隙間が無い場合、
冷蔵庫自体の放熱効果が薄れてしまい、無駄な電気代がかかってしまいます。

そのため、
冷蔵庫の周りには適度な隙間（左右2cm以上、背面10cm以上、上部10cm以上）を作り、
熱を効率よく逃がしてやりましょう。

冷蔵庫の上に物を置いたりするのもＮＧなので、別の場所に置くようにしましょうね＾＾；

冷蔵庫の周りに溜まっているホコリが溜まっている熱の放出がされにくく、
無駄な電気代を消費することになってしまいます。

冷蔵庫の下、上部、裏面には特にホコリが溜まり易くなっていますので、
たまにでも掃除しておきましょうね。

また、冷蔵庫の裏面に「放熱板」があるタイプですと、
板を綺麗にするだけで熱放出が改善するので電気代の節約となります。
※電源を入れていると火傷する可能性もあるので注意しましょう。

冷蔵庫内の温度は周りの温度によっても影響しますので、
なるべく涼しく、風通しの良いところに置くのがベストです。

直射日光が当たる場所・ガスコンロの近くなどは温まり易く、
夏場と同じように電気代を必要以上に消費してしまうので注意しましょう。

周囲の温度が30℃になると、15℃のときよりも90％も多く電気を消費していますので、
冷蔵庫周りの温度はかなり重要ですよ。

冷蔵庫に熱いものを冷まさず入れてしまうと、当然中の温度も急上昇し、
それを冷やすために無駄な電気代を消費してしまいます。もちろん周りの食品も傷みやすくなります。

熱いものは冷蔵庫に入れる前に時間を置いてある程度冷まし、その後入れるようにしましょう。

冷蔵庫内の設定温度は季節や中身によって変えていきましょう。

夏場は「中」（中身が少ない状態でないと傷み易いので注意。衛生上は「強」＾＾；）
冬は周りも寒いので「弱」に設定しおくのが良いでしょう。

ちなみに、設定温度を「強」から「弱」に設定を変えるだけで電気代を20％も節約できます。
すぐにでも実行でき、大きな効果を得られるのでチェックしてみて下さいね。

冷蔵庫のドアパッキンが弱っているとそこから冷気が逃げ出し、電力を無駄に消費してしまいます。

チェックの方法としましては、
冷蔵庫が閉まっている状態でパッキンと本体の隙間に「名刺」などを差し込んでみて、
落ちてしまうようであれば隙間ができてしまっている証拠です。

パッキンの交換には専門的な作業が必要になりますので、
冷蔵庫メーカーのセポートに問い合わせることによって交換してくれます。

冷蔵庫の中身は多ければ多いほど冷気の流れが悪くなり、結果電気代を無駄に消費するので注意。
中身が多いと目的のものを見つけるにも時間が掛かり、その間に冷気が逃げるので損です。

冷蔵庫の中身は50％程度に抑えておくようにしましょう。

冷凍庫の場合は詰め込んでおくほど周りの冷凍品の効果で冷却できるので節約となります。
詰め込みすぎて何が入っているか解らなくなるのも問題なので、
中身をメモしてドアに貼り付けておくと良いですね。